普段まつ毛エクステをしている方ならご存知の方も多いと思いますが、まつ毛コーティング剤がなぜ勧められているのか改めてこの機会に確認しておきましょう。
まつ毛コーティング剤とはどんなものなのか、使うことでどのようなメリットがあるのか、使い方のコツなども合わせてご紹介します。
まつ毛コーティング剤ってどんなアイテム?
まつ毛コーティング剤とまつ毛美容液の違い
まつ毛エクステサロンのほとんどで販売されているまつ毛コーティング剤ですが、このネーミングからも分かるようにまつ毛をコーティングするためのアイテムです。
一見するとまつ毛美容液との違いが分からないという声もありますが、まつ毛美容液の役割はまつ毛に栄養を与えることです。
まつ毛が育つために必要な栄養素や水分を与えることで、元気なまつ毛が育つように手助けしてくれるのがまつ毛美容液です。
まつ毛コーティング剤とは、まつ毛を刺激から守るためのアイテムです。
まつ毛が摩擦などの刺激で抜けたり痛んだりしないように守ってくれるのがまつ毛コーティング剤で、ネイルをしたときのトップコートと同じような役割を果たしてくれます。
まつ毛の美容液とコーティング剤の違いまとめ
まつ毛美容液:まつ毛に栄養や水分を与えて元気にする
まつ毛コーティング剤:まつ毛が摩擦などの刺激で抜けたり痛んだりしないように守る
まつ毛エクステをしている方におすすめ
まつ毛エクステはグルーによって接着されていますが、メイクを落としたり洗顔したり、寝ているとき寝返りを打った時に枕との摩擦などによってグルーの粘着力が徐々に弱くなってしまいます。
このとき、まつ毛コーティングを塗っておけば色んな刺激からまつ毛エクステを守ることができるので、施術した後のエクステの持続力も長くなります。
ほとんどのまつ毛エクステサロンにおいて施術をしたあとのまつ毛コーティング剤を推奨しています。
まつ毛コーティング剤にどんなメリットがあるのか
まつ毛にかかるストレスを減らすことができる
まつ毛エクステは自分のまつ毛が元気に育っているからこそ可能になります。そのため、まつ毛にかかる負担をできる限り減らしたいところです。
何気なく過ごしているようでもまつ毛にはいつの間にか負担がかかっているものです。
まつ毛エクステもまつ毛に少なからず負担をかけてるわけですから、刺激から守るだけでなく負担を減らすためにもまつ毛コーティング剤が役立ちます。
自分のまつ毛を守るためにまつ毛コーティングをぜひ使い続けてみてください。
まつ毛エクステが長持ちする
先ほども少しお話しましたが、まつ毛エクステを長持ちさせる効果がまつ毛コーティング剤にはあるのです。
まつ毛エクステ施術で使われるグルーという接着剤は油や湿気に弱いという特徴を持っています。
そのため、皮脂や汗の分泌、さらにはオイルが含まれているアイメイクなどによってグルーの接着力が少しずつ弱くなってしまいます。
結果的にまつ毛エクステが取れやすい状況になるのです。
長い時間が経つことで自然にまつ毛エクステの持続力が弱くなるのは仕方がないことですが、少しでも持続力を長くするためにもまつ毛コーティング剤を取り入れてみてはいかがでしょうか。
まつ毛エクステが長持ちすれば定期的なメンテナンスの回数を減らすことができるのでコスト的にもお得ですし、サロンに通う頻度も減らせるので面倒に思うこともなくなります。
まつ毛コーティング剤を選ぶときのコツを知っておこう
まつ毛コーティング剤はメーカーも種類も様々です。いったいどのように選ぶとよいのでしょうか。
ここではコーティング剤選びのポイントをご紹介します。
粘度をチェック
まつ毛コーティング剤のメーカーによって多少の違いがあるのが粘度です。
粘度が高ければ高いほどコーティング力は高いですが、それだけダマになりやすい特徴を持っています。
まつ毛同士が付いてしまう可能性があるので初心者の方には扱いが少々扱いにくいかもしれません。
さらさらとしたタイプで粘度が低いタイプならダマになる心配もないので、初心者の方は粘度の低いタイプを選ぶといいでしょう。
色をチェック
まつ毛コーティング剤には黒いタイプと透明タイプがあります。
黒いタイプはマスカラのような感じで使うことができます。
黒い色がついているのでまつ毛がボリュームアップしたように見せることができますし、コーティング剤の成分によって艶やかなまつ毛に仕上げることもできます。
メイク感覚でコーティング剤を使いたい方は黒いタイプを選んでみてはいかがでしょうか。
透明タイプは手先があまり器用ではなくて塗り過ぎが心配という初心者の方におすすめのタイプです。
多少塗り過ぎても透明なので目立ちません。
ブラシの形をチェック
まつ毛コーティング剤にはブラシ型と筆型があります。
どちらも使いやすいのが特徴ですが、例えばマスカラが得意で使いやすいという方はブラシ型がいいでしょうし、アイライナーを引くのが上手という方は筆型を選んでみてはいかがでしょうか。
ブラシ型はまつ毛全体に塗りやすいもののまつ毛の根元には塗りにくいかもしれません。
筆型は細かいところまでしっかり塗ることができるので、まつ毛全体をしっかりコーティングしたい場合は筆タイプを選ぶといいでしょう。
どちらも効果は同じですから、毎日のケアとして使いやすい方を選んでください。
知っておきたい使う頻度とタイミングについて
まつ毛コーティング剤の正しい使い方
せっかくまつ毛を守るために使うわけですから、正しい使い方をぜひ覚えておいてください。
正しいまつ毛コーティング剤の使い方
- メイク落としや洗顔でまつ毛をキレイにする
- まつ毛に着いた水分はしっかりふき取っておく
- まつ毛専用のコームでまつ毛をとかす(コーミング)
- まつ毛コーティング剤のブラシに着いた余分なコーティング剤を落とす
- 目を軽く閉じてまつ毛の生え際部分にコーティング剤を塗っていく
- 次に目を開けてマスカラのようにまつ毛全体にコーティング剤を塗っていく
- 最後にもう一度コーミングをする
これでまつ毛全体にコーティング剤が行き渡ります。
もしも普段美容液を使っているという場合はコーティング剤の前に美容液を塗ってからコーティングしましょう。
使う頻度はどのぐらいがいい?
一般的に1日2回のケアがいいと言われています。
慣れてくると黒いタイプと透明タイプを使い分ける方もいるようで、朝出かける前に黒いタイプのまつ毛コーティング剤を、夜寝る前に透明タイプのまつ毛コーティング剤を使っているという方も増えてきました。
朝起きた後の洗顔後、夜はお風呂に入ってメイクを落とした後に使ってみましょう。